ずっと賃貸or社宅住まいだった我が家ですが、このたびついに地元からはかなり遠いこの地で夢のマーホームを建てる決心をしました。
今までの最高額の買い物は新車なのですが、それとはゼロが…桁が…ひとつ違います・・・
本当に、言葉通りの一大決心です。
清水の舞台から・・・なんてもんじゃないです。気持ち的には飛んでる飛行機から・・・みたいな感じです(どんな感じ)
夫の年齢も35歳なので(学年は一緒ですが私は34)、35年ローンを組むので完済は70歳という返済計画です。
数年前から色々な事を考え、夫婦で何度も話し合いをして、時には第三者に相談したり・・・。
実は夫の転勤のタイミングで昨年も一時期探していたのですが、一度は契約金の支払いまでいったのに色々あってそれを白紙にした、という経緯もあります。
今までの経緯と、これからマイホームが出来ていくまでのことを忘れないために、記事にしていこうと思います。
転勤の対象地域は北海道内全域です。道外はありません。
単身赴任はかなり心配です。夫の生活自体のことも、かまどがふたつになることによる金銭的なことも、そしてなにより子どもたちのことが心配です。
お姑さんにはいまだに反対されてます(^_^;)
でも、我が家はそのことよりも更に心配なことがあり、それを考えたときに、戸建てを持ち母子は定住し夫は単身赴任する、という決断に至りました。
その大きな心配事というのが、子どもたちの教育について、です。
夫婦の考えとしては、子どもたちの教育は幼い頃から都会で受けさせたい、ということでした。
北海道は良くも悪くも広いので、地方によって全体的に教育格差が結構あると個人的には感じています。
私も実家がへき地の田舎で、保育園からの幼馴染とずーっと一緒に地元の学校で決まった高校に進学することが普通だと思っていましたし、当時は学力の格差がうんぬんなんて考えたことも無かったです。
しかし、大学進学と同時に田舎を出て親元を離れ、道央の大学に通いながら生活してみてわかったこと、それは基本的な考え方や学力の差、でした。
もちろん、都会出身の人でも中学程度の英単語が読めない、単語の意味ももちろんわからないなんて人もいました。(でもこの人は今ハワイで生活してます。凄い!)
本州から入学してる人もいましたし、LGBTの友達もいます。色んな人が集まるコミュニティに属してみて、初めて色んな人や様々な考えに触れたんですね。
高校時代2ヶ月間だけカナダに留学して、その時も大変なカルチャーショックを受けて帰国しましたが、大学でもまた大きなカルチャーショックを受けたのでした。
自分がいかに箱入りだったか、世間を知らなかったか、思い知らされました。その分刺激がたくさんあって楽しかったですよ。
田舎で子育てする方々を否定する訳ではありませんし、夫の転勤に家族みんなでついていくのが良くないとかそういうことが言いたいわけじゃないです。
田舎出身だからこそ初めは、別に田舎でもいいじゃん、私は田舎でも悪くないと思う、家族みんな一緒にいたほうが良い、と夫に反論しました。
でも将来的に高校進学となっても、自分の住んでいる場所が、子どもたちの進路を狭めることがあってはならないと思ったんです。
また、今都会で教育を受けさせたいけどやっぱり家族みんなでついていこう、と決めたとしても、結局は札幌で建てていればよかったねとなるような気もする、という話にもなりました。
例えば、夫に付いていった先の田舎で高校進学したとして、その直後に夫が札幌や札幌周辺に転勤になる、といった状況になった場合、絶対後悔すると思いました。
たらればの話にはなるのですが、こういった状況が絶対ないとは言い切れないのです。
他にも、今の段階で想像できることは色々としてみました。
人生って一度きりだし、子育ても同じだけど、正解なんて何年も何十年も経った後にしかわからないので、それなら今の段階でのベストな選択をしようと思ったのです。
この選択が何年か後にはベストな選択じゃないかもしれません。そしたら、今度はまたそのときのベストな選択をして進んで行くしかないんです。
過去を振り返ることは大切だけれど、過去に縛られてばかりでもいけないので。前を向いて。
ということで、マイホームを持つ経緯を長々と書きまくりましたが、ここまで読んでくださった方は果たしているのでしょうか(苦笑)
次回以降、戸建てに関して順に記事にします。