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パイナップルを食べた時の口の中のチクチク痛。<原因編>


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パイナップル好きにはあるあるなお悩み・・・

それが食べている時の口の中のチクチクとした痛み。

少しだけならあまり感じませんし、食べた後には徐々に痛みが引いていくのですが、丸ごと買ってきては一気に食べまくりたい私のような人間には本当に悩ましい問題です(笑)

原因はブロメライン!って何それ?

このチクチク痛、実はパイナップルが持つ酵素が原因なんです。

この酵素は、タンパク質分解酵素、と呼ばれる「ブロメライン」という酵素です。

そして、我々の舌の上のねばねばした粘膜がただの唾液ではなくタンパク質です。

・・・おわかりでしょうか・・・タンパク質=舌の上の粘膜ですから、この粘膜が分解されてしまうことで口内にチクチクと痛みを感じる、というわけです。

ですが、チクチク痛は食べ終わった後もずーっと続くわけではありませんよね。そうです、人間は唾液から常にタンパク質が分泌されるので、食べ終わればまた元通りになるということです。

チクチク痛、実は体に良い!?

そして、なんとこのチクチク痛、我々の体には良い作用をもたらすんです!

消化不良や炎症を抑える効果、関節の痛みを和らげる作用などが報告されているようです。

ちなみにタンパク質を分解する酵素は普段のお料理にも使われていますね。

嫌われることが多い酢豚のパイナップルも、この分解酵素のおかげで豚肉が軟らかくなります。他にはヨーグルトや塩こうじ等も、それぞれに含まれるタンパク質分解酵素が肉や魚を軟らかくしてくれているということなんですね。料理する人の強い味方!

ということで、チクチク痛の原因は「ブロメライン」という実は体に良い作用をもたらすタンパク質分解酵素でした。

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そあまむ
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主婦。二児の母です。 興味のあることや調べたことを発信していきます。 マイホームを建てる決意をしました。不安がいっぱい・・・でもそれ以上に希望もいっぱい! 一度きりの人生、自分らしく。 自分のペースで。andante...